Just another IT site ※IT系の記事は当方環境での実施内容となるため実施する場合は自己責任でお願いいたします。At Your Own Risk!! TURN BACK WHILE YOU CAN
PR

【JP1/AJS】JP1/AJS Managerは別ManagerのAgentになれる?具体的な設定手順とバージョン互換性を解説

※IT系の記事は当方環境での実施内容となるため実施する場合は自己責任でお願いいたします。スクリプトはAI生成のものも多いのでコピー&ペーストの際は文字コードに注意ください!

JP1/AJS環境を運用していると、「Manager Aから、別のManager Bが動いているサーバーへジョブを投げたい」という構成に直面することがあります。

結論から言うと、JP1/AJS ManagerはAgent機能を標準で内包しているため、別製品の追加購入・インストールをすることなく、そのまま他のManagerのAgent(実行ホスト)として利用可能です。

具体的な設定手順とバージョン互換の注意点をまとめました。

スポンサーリンク
バッチ処理の自動化スキルは市場価値が高いです。今の自分の単価を調べてみませんか?
顧客常駐はもう嫌だ!社内SEへ転職するなら【社内SE転職ナビ】
Cursor・Claude Code・Codex AIスキルを学ぶなら
環境構築不要!AIエージェント開発を非エンジニアでも即実践【AI Agent Camp】

1. なぜ「そのままAgent」になれるのか?

JP1/AJSの製品構造上、ManagerのインストーラーにはAgentのモジュールがすべて含まれています。そのため、新規にAgentライセンスを買ったり、追加でモジュールを導入したりする必要はありません。

ただし、依頼元となるManager(Manager A)のバージョンは、ジョブを受ける側(Manager B)のバージョンと同等以上(Manager A ≧ Manager B)である必要があります。依頼元が古いバージョンの場合、正常に動作しない可能性やサポート対象外となるため注意してください。

2. 具体的な設定手順(4つのステップ)

Manager B(実行先)をAgentとして認識させ、Manager A(依頼元)からジョブを実行するための具体的な設定手順です。

STEP 1:ネットワークとホスト解決の準備

両サーバー間での双方向通信を確立します。

  • ホスト名解決: 両サーバーの hosts ファイルやDNSで、相互にホスト名からIPアドレスが引ける状態にします。

  • ポート開放: JP1/BaseおよびJP1/AJS3が使用するポート(例: 22394/tcp, 20241/tcp, 20252/tcp 等)の通信をファイアウォールで許可します。

STEP 2:Manager B(実行先)でユーザーマッピングを設定

Manager Aから要求が来た際、どのOSユーザーで処理を動かすかを定義します。

  1. Manager Bで 「JP1/Base環境設定」 画面を開く(または jbssetusrmap コマンドを使用)。

  2. [ユーザーマッピング] タブを選択する。

  3. サーバー定義として「Manager Aのホスト名(または *)」を指定し、「Manager Aで実行するJP1ユーザー名」「Manager B側のOSユーザー名」 をマッピングして登録する。

STEP 3:Manager A(依頼元)にエージェントホストを登録

Manager Aに対して「Manager BというAgentが存在する」ことを教え込みます。

GUIで設定する場合:

  1. JP1/AJS3 – View でManager Aに接続し、[エージェント構成]画面を開く。

  2. [エージェントの追加]から Manager Bのホスト名 を入力して登録する。

コマンドで設定する場合(Manager A上で実行):

Bash

ajsagentadd -h <Manager Bのホスト名>

STEP 4:ジョブ定義と実行確認

  1. JP1/AJS3 – Viewでジョブを作成する際、詳細定義の [実行ホスト]Manager Bのホスト名 を指定する。

  2. ジョブを実行登録し、Manager B側で正しく処理が終了するか確認する。

3. 運用上の注意点

Manager Bは自身が管理するスケジュールジョブに加え、Manager Aから飛んでくるジョブも同一サーバー上で実行することになります。

CPUやメモリなどのリソース消費が増加するため、Manager B側の ジョブ多重度(同時実行数の上限設定) をあらかじめ見直しておくとトラブルを防げます。

構成の追加コストをかけることなく、ユーザーマッピングとエージェント登録だけでマルチマネージャー間のジョブ連携は実現できます。既存リソースを有効活用したい場合にぜひ試してみてください。

タイトルとURLをコピーしました