こんにちは!HULFT(ハルフト)を使ったファイル転送の運用や、夜間バッチのエラー監視、日々お疲れ様です。
HULFTのエラーログに表示される「完了コード」と「詳細コード」は、暗号のようで一瞬戸惑いますよね。
今回は、実務で発生しやすい3つの代表的なエラーコードについて、その意味と具体的なリカバリー手順を分かりやすく解説します。障害対応のメモとしてぜひご活用ください!
エラー①:終了コード 333450(詳細コード: 00707)
➔ 意味:【集信側】ディスク容量不足
集信(ファイルを受け取る)側で発生するエラーです。
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原因: ファイルを保存しようとした集信側サーバーのディスク(ストレージ)が満杯になっているか、該当のドライブ・ディレクトリの容量制限(クォータ)に達したため、ファイルを書き込むことができませんでした。
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対策:
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集信側サーバーのディスク空き容量(
df -hやエクスプローラーなど)を確認する。 -
不要な古いログファイルや一時ファイルを削除し、転送ファイルが収まる空き容量を確保する。
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容量確保後、配信側から再配信(再送)を実行する。
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エラー②:完了コード 301 / 詳細コード 0201
➔ 意味:【配信側】配信ファイルのオープンに失敗(ファイルが開けない)
配信(ファイルを送る)側でファイルを開こうとした際に発生するエラーです。
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原因: HULFTが転送対象のファイルを開こうとしましたが、何らかの理由で拒否されました。主な原因は以下の通りです。
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配信管理情報に登録されている「配信ファイル名(パス)」が間違っている、またはファイルが存在しない。
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配信ファイルが、別のアプリケーションやプロセスによってロック(排他制御)されている。
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HULFTの起動ユーザーに、そのファイルを読み込む権限(パーミッション)がない。
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対策:
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配信ファイルが指定のパスに正しく存在するか確認する。
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先行処理のバッチなどがファイルを掴みっぱなし(ロック)にしていないか確認する。
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ファイルの読み込み権限を確認・付与した上で、再配信を行う。
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エラー③:完了コード 710 / 詳細コード 11001
➔ 意味:【配信側】ホスト名が不明(ソケット関連エラー)
通信を確立しようとした初期段階で、配信側がネットワークエラーを起こした状態です。
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原因: 完了コード
710はソケット通信(コネクト等)の失敗を意味し、詳細コード11001はネットワーク用語で 「そのようなホスト(接続先)は不明です」 を意味します。 つまり、HULFTのシステムが、相手(集信側)のホスト名やIPアドレスを見つけられず、迷子になっています。-
配信管理情報、またはホスト管理情報の「ホスト名」のタイポ(打ち間違い)。
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サーバーの
hostsファイルやDNSサーバーに、対象のホスト名が登録されていない(または消えてしまった)。
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対策:
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HULFTのホスト管理情報に登録されている設定を確認する。
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配信側サーバーのターミナルから、集信側に対して
ping [ホスト名]やnslookupを実行し、名前解決ができるか確認する。 -
必要に応じて、
hostsへの追記やDNSの設定修正を行った後、再度接続を試みる。
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まとめ
HULFTのエラーは、コードの意味さえ分かれば「どこで」「何が」起きているのかを正確に絞り込むことができます。
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333450 が出たら ➔ 集信側のディスクを空ける!
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301 – 0201 が出たら ➔ 配信ファイルが存在するか、ロックされていないか確認!
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710 – 11001 が出たら ➔ ホスト名が正しいか、ネットワーク設定(hosts等)を確認!
トラブル発生時のスピード解決に、ぜひ役立ててくださいね!
