ajsentry実行時にユーザーマッピングが正しく設定されていないというエラーになる
Viewからではなく、Windowsのadministratorで上記登録コマンドを実行した場合にユーザーマッピングが正しく設定されていないと以下のエラーになる。
KAVU4571-W エージェント(xxxxxx)でユーザーマッピング(Administrator)に失敗しました
主に日立の運用管理ソフト(JP1/Automatic Job Management Systemなど)において、Windowsの特権管理者(Administrator)を使ってコマンドを実行した際に発生する典型的なエラーです。
このエラーがなぜ起きるのか、そのメカニズムと対策について分かりやすく解説します。
1. エラーの意味:何が起きているのか?
一言で言うと、「WindowsのAdministratorというユーザーが、製品側(JP1など)のどのユーザー(権限)としてコマンドを動かしてよいか、対応付け(マッピング)が定義されていないため、実行を拒否した」という意味です。
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KAVU4571-W: エラーコード(警告)です。
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エージェント(xxxxxx): コマンドが実行された対象のサーバー(ホスト名)です。
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ユーザーマッピング(Administrator)に失敗しました: Windowsの「Administrator」というアカウント名から、製品内部のユーザーへの変換ができなかったことを示しています。
2. なぜViewからだと成功し、Administratorだと失敗するのか?
ここがこのエラーの重要なポイントです。背景には「OSのユーザー」と「製品内のユーザー」の二重管理があります。
① View(専用画面)から実行する場合(成功)
通常、専用の管理画面(View)にログインする際は、「製品内で定義されたユーザー(例:jp1adminなど)」を使ってログインします。製品はこのユーザーが「どの操作をしてよいか(権限)」をすでに知っているため、コマンドは問題なく実行されます。
② Windowsのコマンドプロンプト等から直接実行する場合(失敗)
WindowsにAdministratorとしてサインインし、黒い画面(コマンドプロンプトやPowerShell)から手動で登録コマンドを実行した場合、製品側は「今コマンドを実行してきた『Administrator』って誰? うちの製品のどの権限を持った人?」という状態になります。
このとき、Windowsの「Administrator」と、製品側の「内部ユーザー」を紐付ける設定(=これがユーザーマッピングです)がされていないと、製品は安全のために処理をブロックし、このエラーを吐き出します。
3. 正しい設定(解決策)はどうすべきか?
このエラーを解決するには、製品の設定ファイルまたは管理コマンドを使って、ユーザーマッピング(紐付け)を正しく登録する必要があります。
具体的には、以下のような設定をサーバー側で行います。
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マッピング元(OS側):
Administrator(または実行するWindowsユーザー名) -
マッピング先(製品側):
製品内の管理者ユーザー名(例:jp1admin など) -
許可するサーバー:
*(または実行元のホスト名)
これらが正しく登録されることで、WindowsのAdministratorでログインしてコマンドを叩いた際、製品側が「あ、このAdministratorは、製品内の〇〇さん(権限持ち)のことだな」と理解できるようになり、エラーなくコマンドが登録できるようになります。
JP1(AJS3など)におけるユーザーマッピングエラー(KAVU4571-W)を解決するための、具体的な設定手順を解説します。
この作業は、コマンドを実行したい対象のサーバー(エラーが出ているエージェントサーバー、またはマネージャーサーバー)で実施します。
4. ユーザーマッピングの設定手順(Windows環境)
手順は大きく分けて、①製品の設定ファイル(ユーザーマッピング定義ファイル)を書き換える手順 と、②設定をシステムに反映させる手順 の2ステップです。
ステップ1:定義ファイルの編集
JP1のユーザーマッピングは、jp1users という名前のテキストファイルで管理されています。
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ファイルをメモ帳などで開く 以下のパスにある
jp1usersファイルを、管理者権限で開きます。-
パス:
[JP1のインストール先フォルダ]\conf\user_acl\jp1users -
(標準的なインストール先の場合:
C:\Program Files (x86)\HITACHI\JP1Base\conf\user_acl\jp1users)
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マッピング行を追加する ファイルの最下行に、以下の形式で新しい行を追加します。
Plaintext
Administrator:*:[JP1ユーザー名]-
Administrator:コマンドを実行するWindowsのユーザー名です。 -
*:どのサーバーからの要求も許可するという意味です(特定のサーバーに絞る場合はホスト名を入力)。 -
[JP1ユーザー名]:Viewなどで通常使っている、権限を持ったJP1のユーザー名(例:jp1adminなど)を入力します。
記述例: WindowsのAdministratorを、JP1ユーザー「jp1admin」に紐付ける場合
Administrator:*:jp1admin -
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ファイルを上書き保存する
ステップ2:設定の即時反映(コマンド実行)
ファイルを書き換えただけではシステムに反映されないため、JP1の環境設定を更新するコマンドを実行します。
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コマンドプロンプトを「管理者として実行」で開く
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反映コマンドを実行する 以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
DOS
jbsaclu -load -
「
jbsaclu: 処理が正常に終了しました。」といったメッセージが出れば反映完了です。
設定完了後の確認
設定が完了したら、改めてエラーになった「登録コマンド」をWindowsのAdministrator(コマンドプロンプト)から実行してみてください。マッピングが正しく行われ、今度はエラーにならずにコマンドが成功するようになります。
⚠️ 注意点
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大文字・小文字の区別: JP1ユーザー名は、大文字と小文字を厳密に区別します。Viewでログインする際とまったく同じ通りに記述してください。
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ドメイン環境の場合: もし実行しているユーザーがローカルのAdministratorではなく、Active Directoryのドメインユーザー(例:DOMAIN\user1)などの場合は、ファイルへの記述を
user1:*:jp1adminのように、ドメイン名を除いたユーザー名で登録する必要があります。
5.これでも一応動いた
ユーザマッピングの確認 jbslistuser jp1user account[0]:jp1admin 正常終了しました jbsgetumap jp1admin:*:administrator
↓こうするとajsentryが成功した。正しい関連付けではないのではと思うので後で調べる
ユーザーマッピングタブ→JP1ユーザー→追加
JP1ユーザ名に「Administrator」
サーバーホスト名はlocalhostではなくコンピュータ名を入力
administratorにadministratorをマッピング

