こんにちは!
最新の「Ubuntu 24.04 LTS (Noble Numbat)」をインストールしようと、定番ツールの「Rufus」を使ってブートUSBを作成した際、PC起動時に「Welcome to GRUB」の画面でフリーズしたり、無限ループに陥ったりした経験はありませんか?
「セキュアブートをオフにしても直らないし、なぜ…」と絶望している方へ、今回は一発でこの問題を解決できた方法をシェアします。
結論から言うと、原因はRufusの書き込みモードにありました。「ISOイメージモード」ではなく「DDイメージモード」で書き込むだけで、あっさりと起動するようになります!
症状:Welcome to GRUBから進まない、または再起動を繰り返す
今回発生したトラブルの具体的な症状がこちらです。
- Rufusを使ってUSBメモリにUbuntu 24.04のISOファイルを書き込む
- PCにUSBを挿して、ブートメニューから起動
- 画面に「Welcome to GRUB」と表示されたままフリーズする、あるいはPCが勝手に再起動して最初の画面に戻ってしまう [1, 2]
BIOS/UEFIの設定でセキュアブートをオフにしても症状が変わらない場合、USB内のデータ構造(読み込み形式)がPCのマザーボードと相性を起こしている可能性が高いです。
実は、Ubuntu 24.04はインストーラーの内部仕様が一新されたこともあり、従来の書き込み方ではブートローダー(GRUB)が正常に読み込めない現象が多発しています。
解決策:Rufusの書き込み時に「DDイメージモード」を選択する
Rufusのデフォルト設定(ISOイメージモード)で失敗している場合、以下の手順で「DDモード」を試してみてください。
1. Rufusで通常通り設定する
USBメモリを選択し、ブート種類でダウンロードしたUbuntu 24.04のISOファイルを選択します。パーティション構成(GPTまたはMBR)は、お使いのPC環境に合わせてください。 [1]
2. 「スタート」を押した後のポップアップが肝心
設定を終えて画面下の「スタート」ボタンを押すと、以下のような確認ポップアップが表示されます。
ISOHybridイメージの検出
〇 ISOイメージモードで書き込む (推奨)
◉ DDイメージモードで書き込む
ここで、デフォルトで選択されている「推奨」を無視して、「DDイメージモードで書き込む」にチェックを入れて「OK」をクリックします。
3. 書き込み完了後、再度ブートを試す
書き込みが完了したらUSBをPCに挿し直し、再度起動してみてください。私の環境では、あれだけ頑なにフリーズしていたGRUB画面を難なく突破し、無事にUbuntu 24.04のインストーラーが起動しました! [1]
なぜ「DDモード」にすると直るのか?
簡単に言うと、データの「コピー方法」が異なるからです。
- ISOイメージモード(通常):USBメモリを一般的なファイルシステム(FAT32など)でフォーマットし、そのの中にISOファイルの中身を展開してコピーします。
- DDイメージモード:ISOファイル(ディスクイメージ)の構造を、USBメモリのセクタ(物理的な区切り)に丸ごとそのままクローン(複製)します。
Ubuntu 24.04の新しい構造は、ISOイメージモードで展開されたファイル構造をうまくブートローダー(GRUB)として認識できないことがあります。「DDモード」にすることで、開発元が配布しているディスクの構造がセクタ単位で完全に再現されるため、エラーが起きにくくなります。
※注意点として、DDモードで作成したUSBメモリは、Windows上で「容量が極端に小さく見える」「フォーマットしてくださいと警告が出る」状態になりますが、これは正常な動作です(Linux用の特殊な領域がWindowsから見えないため)。使い終わったらRufusなどで再度通常フォーマットすれば元に戻ります。
まとめ:Ubuntu 24.04のインストールで困ったら「DDモード」!
Rufusの「推奨」という言葉を信じるがあまり、意外と盲点になりやすいのがこの「DDモード」です。
もし、設定を見直してもUbuntu 24.04の起動画面(GRUB画面)でフリーズしたり、ループしたりして進まないときは、ぜひ書き込みモードを「DDモード」に変更して試してみてください。
この記事が同じトラブルで悩む方の参考になれば幸いです!

