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【JP1/AJS】 繰り越し未実行や中断になるタイミングについて

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繰り越し未実行

繰り越し未実行になるタイミングは「基準時刻」による。

6.1 ジョブネット・ジョブ・ジョブネットコネクタの状態 : JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド

上記リンクから要約

「繰り越し未実行」とは

実行予定日時にサービスが停止していたり、保留のまま基準時刻を過ぎたりしたことで、ジョブネットが実行されないまま次へ持ち越された状態を指します。

発生する主な4つのケース

1. 時間切れ(打ち切り時間の経過)

  • 「開始時刻待ち」や「保留中」のまま、あらかじめ設定した打ち切り時間を過ぎた場合。

  • 前の世代が動いており、多重起動できない設定のために次世代が打ち切り時間を過ぎた場合。

2. 重複実行の回避(スケジュールスキップ)

  • スケジュールスキップ設定時、前の世代が終わる前に次の開始時刻になった、または二重に即時実行登録をした場合。

  • 実行中の世代がある状態で、次の起動条件が成立したが「繰り越して滞留させない」設定になっている場合。

3. サービス起動時の挙動(ウォームスタート)

  • サービス起動時に、設定(環境設定パラメーター OVERSCHEDULE)や登録時の選択に基づき、起動時刻より前の未実行スケジュールを処理対象外とした場合。

4. 監視設定による制限

  • すでに「監視中」の世代がある状況で、多重起動を許可しない設定(監視を開始しない)のまま次の監視時刻に到達した場合。


ポイント 簡単に言うと、「設定上の制限(多重起動禁止など)」や「サービス停止」、**「期限切れ」**によって、実行のチャンスを逃した際にこの状態になります。

例:基準時刻0時(または基準時刻を設定していない場合も0時)に設定されているジョブグループ配下で

ルートジョブネット全体を保留したまま毎日X時に起動するルートジョブネットが次の0時になると、

「繰り越し未実行」で終了する。X時に繰り越し未実行になるわけではなく、基準時刻である0時になった時に繰り越し未実行となる。ジョブネットを再実行すると保留やなジョブネット内で予め設定しておいた保留/実行中止は復活するが、起動条件は無視される。保留していたとしても、万一いきなり動いたりしないように、再開時にルートジョブネットを保留したい場合は「再実行するルートジョブネットを保留状態にする」にチェックを入れておく。

 

例:基準時刻0時に設定されているジョブグループ配下で、

毎日〇時に実行されるジョブネットの1日実行分が実行中の状態で

3日の0時になると、

2日実行分のジョブネットは「繰り越し未実行」で終了する。

この際、2日実行予定のジョブネット内に臨時で保留しているジョブがあるかどうかは関係ない。

 

基準時刻0時で

開始時刻待ちでOS(サービス)を落として、日を跨いでOS(サービス)を起動すると繰り越し未実行になる?

監視未起動終了や繰り越し未実行となったジョブネットをマンスリースケジュールで先頭から再実行すると

起動条件は無視されるので注意。次回予定にSKIPできるなら、無理に再開しようとせず、ほっとくのもあり。

「繰り越し未実行」となったジョブネットを再実行する際に

再実行方法:「先頭から」

かつ

再実行オプション:「再実行するルートジョブネットを保留状態にする」

としていても、起動条件は無視される。起動条件やジョブネット内であらかじめ設定していた保留、実行中止などを生かすには、ルートジョブネットそのものをあらかじめ保留しておく。

 

中断

6.1 ジョブネット・ジョブ・ジョブネットコネクタの状態 : JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド

上記リンクより要約

JP1/AJS3における**「中断」**状態について、要約しました。


「中断」状態とは

ジョブネット内に「異常終了」したユニットはないものの、何らかの理由で**「未実行」のユニットを残したまま、実行処理が止まってしまった状態**を指します。

この状態になる主な要因

1. 外部からの操作・停止

  • 手動操作: JP1/AJS3 – Viewやコマンドなどから、直接「中断」操作を行った。

  • 強制終了: キューイング中のジョブを強制終了し、実行されなかった。

  • サービス停止: ajsstop -j コマンドで、実行中のジョブを終了させつつサービスを停止した。

2. トラブル・システム挙動

  • 通信障害: キューレスジョブが通信エラーなどで実行不能になった。

  • 再起動(ウォームスタート): スケジューラーサービスの再起動時、実行中だったルートジョブネットは自動的に「中断」状態へ移行する。

3. 状態の解消(見かけ上の変化)

  • 異常終了していたジョブを**「再実行」や「状態変更」**したことで、異常状態は消えたが、後続ジョブがまだ動いていない(未実行)ため、全体として中断扱いになっている。


要するに… 「エラーで止まったわけではないけれど、実行すべきものが残っているのに処理が動いていない中途半端な状態」と言えます。運用上は、残りのジョブをどうするか(再開するか、終了させるか)の判断が必要なサインですね。

 

3.4.8 実行登録した起動条件付きジョブネットの操作 : JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド

 

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