【AIによる回答】
結論から言うと、現在の多くの Fail2Ban(バージョン0.9以降)では、OSを再起動してもBAN状態やカウントはリセットされず、維持されます。主な挙動は以下の通りです。1. BAN状態の自動復元Fail2Banは、BAN中のIPアドレス情報をローカルのデータベース(通常は/var/lib/fail2ban/fail2ban.sqlite3)に保存しています。
- 再起動時: サービスが停止すると、一旦ファイアウォール(iptablesなど)のルールはクリアされます。
- 起動時: 保存されたデータベースから、有効期限内のBAN情報を読み込み、自動的にファイアウォールへ再登録します。
2. 失敗カウント(試行回数)の継続findtime(試行をカウントする期間)の設定に基づき、再起動後もログを遡ってチェックするため、カウントも引き継がれます。
- 例えば、再起動前に2回失敗していた場合、再起動直後の1回で
maxretry(例: 3回)に達し、即座にBANされることがあります。注意点
- 古いバージョン: バージョン0.8以前などの古い環境では、データベース機能がないため、再起動ですべてクリアされます。
- ログのローテーション: OS再起動中にログファイルがローテーションされたり、ログ自体が消失した場合は、カウントが正しく行われない可能性があります。
- 手動クリア: BAN情報を完全にリセットしたい場合は、fail2ban-client を使用して手動でアンバンするか、データベースファイルを削除(非推奨)する必要があります。
