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夜間保守のバディ 第30話 SPFとDKIM

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AI連載小説

メールが迷惑メールに入る。本文は普通、送信量も少ない。律は認証結果ヘッダーを見た。

SPFはpass、DKIMはfail。鍵を更新したのにDNSの公開鍵が古いままだった。

瀬名はDNSを修正し、律はテスト送信で `Authentication-Results` を確認した。DMARCも緩めの設定から段階的に強める計画を作った。

「本人ですって証明するの、大変ですね」

瀬名が言うと、律は笑った。

「でも証明しないと、届いても信じてもらえない」

瀬名はその言葉を覚えておこうと思った。いつか、自分の気持ちにも正しい署名が必要になる気がした。


人物紹介
瀬名悠真

  • 男性、30代
  • サーバ運用・インフラ担当
  • 手は動くが、初動で少し焦りやすい

久坂律

  • 女性、30代
  • 監視、自動化、ログ解析、運用設計に強い
  • 冷静で、原因調査の順序を大事にする

用語メモ

 

メールの送信ドメイン認証(SPF、DKIM、DMARC)において、サーバー側の秘密鍵を更新したもののDNSの公開鍵が古いままだったため「DKIM=fail」エラーが発生していました。DNSレコードを正しい公開鍵へ修正し、テスト送信で正常動作を確認した上で、DMARCを段階的に強化する安全な手順です。 [1, 2]
各用語と今回の状況
SPFとDKIMの状態
  • SPF(Pass): メール送信元IPアドレスが正しいことの証明は合格。
  • DKIM(Fail): メールの電子署名検証に失敗。サーバー側で新しい秘密鍵に変えたのに、DNS側の公開鍵が古いままだったため、受信側が正しい検証を行えなかったのが原因。 [1, 2, 3, 4]
実施した対策と今後の計画
  • DNSの修正: 古い公開鍵を新しい鍵情報に更新。
  • テスト送信と確認: Authentication-Results ヘッダーを確認し、SPFとDKIMの双方が pass になることをチェック。
  • DMARCの段階的強化: 最初は監視(p=none)から始め、問題がないことを確認しながら隔離(p=quarantine)、拒否(p=reject)へとポリシーを厳格化する計画。 [1, 2]
DMARC段階的強化のステップ
  • ステップ1(監視): p=none に設定し、レポートを受け取って正しくメールが届いているか確認する。
  • ステップ2(隔離): p=quarantine に設定し、認証に失敗したメールを迷惑メールフォルダへ送る。
  • ステップ3(拒否): p=reject に設定し、偽装メールの受信を完全にブロックする。 [1]
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