こんにちは!JP1の運用保守やトラブル対応、日々お疲れ様です。
「特定のジョブが、過去1週間の間にいつ実行されて、どんなステータスだったのかを一覧で確認したい」 「障害調査のために、ある時間帯に動いていたジョブの実行履歴をまとめてExcelに吐き出したい」
そんなとき、JP1/AJS3 – Viewの「検索機能(Ctrl + F)」がめちゃくちゃ役に立ちます。
デフォルトの設定のままだと少し物足りない検索結果画面ですが、表示項目を少しカスタマイズするだけで、立派な「実行履歴レポート」を瞬時に作成・Excel出力できるようになります。今回はその具体的な手順を分かりやすく解説します!
ステップ1:下準備!検索結果の表示項目をカスタマイズする
まずは、検索結果の画面に「開始時間」や「終了時間」が表示されるように設定を変更します。この設定は一度やっておけばOKです。
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AJS Viewの上部メニューバーから 「オプション」 ➔ 「表示項目設定」 を開きます。
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画面が開いたら、対象一覧から「検索結果」に関連する項目を選択します。
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「表示可能な項目」 の中から、デフォルトでは入っていない以下の項目を選び、「追加 ➔」 ボタンで 「表示する項目」 へ移動させます。
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状態 (正常終了、異常終了などを確認するため)
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開始日時
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終了日時
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「OK」をクリックして設定を保存します。
ステップ2:検索画面(Ctrl + F)での条件設定
下準備ができたら、実際に履歴を検索してみましょう。
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検索したいジョブネットやジョブが含まれているジョブグループを選択した状態で、ショートカットキー
Ctrl + Fを押し、検索画面を開きます。 -
「探す場所」 の設定で、選択したグループより下の階層(サブグループ)もまとめて検索したい場合は、「配下も探す」にチェックを入れます。
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「検索対象」 のプルダウンは、定義情報だけでなく直近のステータスや実行時間も取得したいため、必ず 「定義と状態」 を選択してください。
ステップ3:期間を指定して検索を実行する
ここが一番のポイントです。特定の期間(実行履歴)に絞り込む設定を行います。
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検索画面の 「状態」タブ を開きます。
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「対象世代」のチェックを外します。(※ここにチェックが入っていると、直近の世代しか検索されなくなってしまいます)
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期間指定をする場合は、以下のように設定します。
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「開始日時」:検索したい始まりの日時を入力し、右側のプルダウンを 「以降」 にする
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「終了日時」:検索したい終わりの日時を入力し、右側のプルダウンを 「以前」 にする
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条件が整ったら、画面右側の 「検索開始」 ボタンをクリックします。
これで、カスタマイズした「状態」「開始日時」「終了日時」が網羅された実行履歴の一覧が画面下部にずらりと表示されます!
ステップ4:検索結果をExcelに貼り付けて一覧化する
画面に表示された検索結果を、報告書やエビデンスとしてExcelに保存する裏ワザです。
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「検索結果:」の表示エリアで、Excelに出力したい行を選択します(
Ctrl + Aで全選択も可能です)。 -
選択した状態で 右クリック ➔ 「一覧情報を記憶」 を選択します。
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💡 これで、画面に見えている表の情報がそのままクリップボードにコピーされます。
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Excel を開き、適当なセルに 貼り付け(Ctrl + V) します。
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貼り付けたデータがカンマ区切りなどで1つのセルに固まってしまっている場合は、Excelの 「データ」タブ ➔ 「区切り位置」 機能を使い、カンマやスペースでセルを分割してあげれば、綺麗な一覧表の完成です!
まとめ
JP1の実行履歴は、わざわざ高機能なログ出力コマンド(ajsshow など)をサーバー側で叩かなくても、日頃使っている AJS Viewの「Ctrl + F」と「一覧情報を記憶」の合わせ技 だけで、ここまで簡単に抽出することができます。
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表示項目設定で「状態・開始・終了日時」を追加する
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検索対象は「定義と状態」にし、「対象世代」のチェックは外す
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右クリック「一覧情報を記憶」でExcelに一発ペースト
定期的なジョブの稼働報告書の作成や、トラブル時の前後比較など、実務で活躍するシーンは非常に多いので、ぜひ作業手順書などに組み込んで活用してみてくださいね!
