【AIによる回答】
結論から言うと、/var/log/sa/saXXファイルに読み取り権限があれば、rootユーザーと一般ユーザーでsar -uの出力結果に違いはありません。前回のsaコマンドとは異なり、sarコマンドがログファイルから出力する内容は「システム全体の統計情報」であり、実行ユーザーによってフィルタリングされる仕様ではないためです。理由と詳細
- データの性質が異なる
saコマンド: 「誰が何をしたか」というプロセスごとの課金/履歴情報を扱います。そのため、権限によって見せる範囲を変える制御が入ります。sarコマンド: カーネルが測定した「システム全体のCPU使用率(%user, %system, %idleなど)」を記録したバイナリデータを読み込みます。このデータには「ユーザーごとの内訳」が含まれていない(システム全体の平均値のみ)ため、誰が実行しても同じ数値が表示されます。- 権限の影響範囲
一般ユーザーでsar -u -f /var/log/sa/saXXを実行して違いが出るのは、「ファイルが読めるかどうか」という点のみです。注意点:リアルタイム表示の場合-fオプションを使わずに、現在の状況を見るsar -u 1 5などの実行も、一般ユーザーで可能です。この場合も root と出力内容は同じですが、システム設定によっては一般ユーザーによるパフォーマンスカウンターへのアクセスが制限されている特殊な環境(セキュリティ強化されたOSなど)では、エラーになる可能性があります。お手元の環境でls -l /var/log/sa/saXXを確認し、その他ユーザー(others)にr権限があれば、一般ユーザーでも管理者と同じ統計データを確認・分析して問題ありません。 [1]解析のために特定の時間帯のデータのみを確認したい場合は、-s(開始)や-e(終了)オプションを組み合わせて実行するのが便利です。
