こんにちは!JP1/AJS3のジョブ運用やトラブル対応、日々お疲れ様です。
システムメンテナンスやデータの確認待ちなどで、「明日のスケジュールはそのまま動かしたいけれど、特定のジョブのところで一度処理をストップさせて、安全を確認してから再開したい」という場面はありませんか?
そんな時に大活躍するのが、ジョブの「保留(保留属性)」機能です。
今回は、実行待ちジョブを保留にする基本手順から、見落としがちな「ジョブの色を変える設定」、さらに応用編として「以降のジョブを安全に実行中止にする小技」までを分かりやすく解説します!
1. 実行待ちのジョブを「保留」にする基本手順
すでに実行登録されていて、これから動く予定(実行待ち)のジョブをピンポイントで止める手順です。
🛠️ 操作手順
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JP1/AJS3 – View の左ペインで 「ステータス監視」 を選択します。
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右ペインで、対象の「実行予定」となっているジョブネットを右クリック ➔ 「ジョブネットモニタ」 を開きます(「状態」ウィンドウが開きます)。
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ストップさせたいジョブを右クリック ➔ 「保留属性変更」 ➔ 「保留属性設定」 を選択します。
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ポップアップが出るので 「はい」 をクリックします。
⚠️ 注意:設定直後は見た目が変わらない? デフォルト設定のままだと、保留を設定してもジョブのアイコン色が変わらないため、「あれ?保留できたのかな?」と不安になります。その場合は、ジョブを右クリック ➔ 「詳細情報」 を開き、保留が 「あり」 になっていれば無事に保留されています。
実際にジョブネットが起動すると、保留したジョブの手前まで正常に処理が進み、保留されたジョブのところでピタッと実行がストップして待機状態になります。
2. 【見やすく改善】保留したジョブの色を「黄色」に変える方法
デフォルトでは保留中のジョブが見分けづらいため、設定を変更してパッと見で「保留中」だとわかるように色(黄色)を反映させましょう!
🛠️ 設定手順
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メイン画面の上のバーにある 「オプション」 ➔ 「環境設定」 を開きます。
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「全般」 タブを選択します。
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画面内にある 「保留予定」 の項目を 「表示する」 に変更し、「OK」を押します。
「オプション」 ➔ 「環境設定」 ➔ 「全般」タブ
➔ [💡 保留予定を「表示する」] にチェック!
もともとJP1の仕様として保留中は「黄色」が割り当てられているのですが、この「保留予定を表示する」にチェックを入れないと画面に色が反映されません。設定後は保留したジョブが鮮やかな黄色になり、運用ミスを防ぎやすくなります。
3. 保留を解除して処理を再開する
確認が終わり、ジョブを動かしても良くなったら保留を解除します。
🛠️ 操作手順
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黄色くなっている(保留中の)ジョブを右クリック ➔ 「保留属性設定」 ➔ 「保留解除」 を選択します。
ジョブの色が水色(実行待ち)に戻り、保留が解除されます。 もし、直前までのジョブがすでに実行済み(正常終了)の状態で待機していた場合は、保留解除と同時にすぐさまジョブが起動します。心の準備をしてからクリックしましょう!
4. 【応用】保留したものも含めて「以降の処理を安全に実行中止」にするプロの技
「一時停止のつもりで保留をかけたけれど、やっぱり今回の実行自体をキャンセル(実行中止)にしたい」という場面もありますよね。
いきなり先頭のジョブを実行中止にすると、後続ジョブの制御(先行関係)が狂って意図しない動きをすることがあり危険です。現場では以下の「後ろから順に落とす」手順を踏むのが最も安全です。
🛡️ 安全な実行中止の手順
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ジョブユニットに保留をかけて、まずは処理を確実に STOP させておく(安全弁の確保)。
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保留したジョブよりさらに後ろにある後続ジョブユニットを確認する。
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一番最後(末尾)のジョブから、逆順(後ろから前へ)に向かって順番に「実行中止」をかけていく。
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最後に、一番手前で止めていた「保留中のジョブユニット」を実行中止にする。
この「後ろから順に片付ける」ステップを踏むことで、先行・後続関係のロジックに影響を与えず、安全かつ確実にジョブネット全体の処理を中断させることができます。
5. 初めから「保留状態」で実行登録されるように設定したい場合
臨時ではなく、「このジョブネットが動くときは、毎回必ず特定のジョブで一度止まってほしい」という定常的な運用の場合は、あらかじめ定義(プロパティ)に仕込んでおくことができます。
🛠️ 定義手順
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対象のジョブユニットを右クリック ➔ 「プロパティ」 を開きます。
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「属性」 タブを選択します。
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「保留」 の設定項目を 「する」 に変更して保存します。
この設定をしておけば、次回以降スケジュール実行された際、そのジョブユニットに到達した時点で自動的に保留がかかるようになります。
まとめ
JP1のジョブ保留機能は、バッチ処理の「一時停止ボタン」として非常に強力です。
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臨時に止めるなら: モニタ画面から「保留属性設定」
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視認性を上げるなら: 環境設定で「保留予定を表示する」にしてアイコンを黄色にする
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完全に止めるなら: 保留で止めた後、一番後ろのジョブから逆順で「実行中止」
この3つのポイントをマスターしておけば、突発的なデータ修正や夜間のトラブル対応でも、慌てず安全にジョブをコントロールできるようになりますよ。ぜひ現場の運用に役立ててくださいね!
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