こんにちは。 2022年も早くも5月後半、すっかり初夏の陽気ですね。
実は先ほど、私のスマホにJCBから1本の電話がかかってきました。 出てみると、オペレーターさんではなく自動音声の機械ガイダンス。
内容は「JCBからの郵送物が配達不能で戻ってきてしまった」という案内だったのですが、その電話の最中、私は思わず背筋が凍るような感覚に陥ってしまいました……。
今回は、クレジットカード会社の個人情報の取り扱いについて、少し考えさせられたお話です。
📞 電話に出た瞬間、ロボットが「〇〇さん」とフルネームを読み上げた
気のせいか、それとも私の聞き間違いか。 電話に出てガイダンスが始まった瞬間、自動音声が当たり前のように私のフルネーム(〇〇さん)の郵送物について…と喋り出したのです。
「え、これ、もし私の電話番号が他の人の手に渡っていたり、登録ミスで全然違う人の番号に繋がっていたりしたら、どうなるの……?」
他人のフルネームという超ド級の個人情報が、電話に出ただけの見ず知らずの人に筒抜けになってしまうことになります。
さすがに天下のJCBがそんなセキュリティ的にガバガバな仕様にするわけがない、私の勘違いだろう……そう思いつつも、どうしても気になったので、JCBのサポートデスクに直接電話して確認してみることにしました。
🏢 JCBの回答:「はい、そういう仕様です」
オペレーターさんに繋ぎ、先ほどの自動音声について尋ねてみたところ、返ってきたのは衝撃の回答でした。
「はい、確かにそのような仕様(電話に出た段階で名前を読み上げる案内)になっております」
なんと、私の聞き間違いではありませんでした。 確かに昨今のIT化や人手不足を考えれば、自動音声による業務の省力化・コスト削減は理解できます。しかし、よりによって最も厳重に個人情報を扱うべき「クレジットカード会社」が、本人確認も挟まずに一発目でフルネームを暴露してしまう仕様はどうなのだろう……と、正直強い疑問を抱かざるを得ませんでした。
💳 ずっと使っていなかった「ANAカード」を速攻で退会へ
ちなみに、今回配達不能で戻ってきていた郵送物の正体は、ここ最近ずーーっと引き出しの奥で眠っていた「ANAのJCBカード」に関するものでした。
すっかり使う機会がなくなっていたにもかかわらず、毎年しっかりと「年会費」だけは引き落とされ続けていたカードです。
今回の自動音声の件で一気に不信感が募ったこと、そして無駄な年会費を払い続けるのもバカバカしいということで、「よし、この機会に今すぐ解約しよう!」と決意。
そのまま退会の手続きを進めたのですが、ここでも驚きの発見がありました。
カードの退会手続き、自動音声の案内だけで完結しちゃいました。
オペレーターさんと一言も話すことなく、ダイヤルプッシュの操作だけで実にあっさりと退会完了。 入会するときは色々と書類が必要なのに、辞めるときはロボット相手に1〜2分で終わってしまうなんて、便利になったというか、なんだか少し寂しいというか……。
📝 2022年現在の、自動化社会に思うこと
コールセンターの人手不足や業務効率化の波は、2022年現在、どの業界でも避けては通れない課題なのだと思います。解約が自動音声でスムーズにできるのは、ユーザーにとっても大きなメリットです。
しかし、効率を最優先するあまり、「本人が電話に出ているかどうかも分からない状態で個人名を読み上げる」というセキュリティの穴が放置されている現状には、一抹の不安を覚えざるを得ませんでした。
皆さんも、長年使っていないクレジットカードがあれば、無駄な年会費の発生を防ぐためにも、そして思わぬ個人情報の漏洩(?)を防ぐためにも、一度整理してみてはいかがでしょうか?
