HULFTを運用・管理する中で、「ホスト名の変更」や「別サーバーへの移行・複製」が発生した際、必ず確認しなければならないのがシステム環境設定ファイル(hulenv.cnf)です。
特に、自分自身のシステムを識別するための「自ホスト名」の設定パラメータは、HULFT8とそれ以前の旧バージョンで設定手順が大きく変わっています。
設定ファイルのデフォルトパスと、バージョン別の正しい変更手順を整理しておきましょう。
📂 HULFT8における設定ファイルの場所(Windows版デフォルト)
HULFT8の場合、環境設定ファイルのデフォルトパスは以下の通りです。
C:\HULFT Family\hulft8\etc\hulenv.cnf
※インストール時に導入先フォルダをデフォルト以外に変更している場合は、該当するパスの \etc\ 配下を確認してください。
⚠️ バージョン別「自ホスト名」設定方法の違い
自ホスト名の定義方法は、HULFT8なのか、それより前の旧HULFT(HULFT7など)なのかによって、対応手順が異なります。
| バージョン | 設定方法 | 具体的な手順 |
| HULFT8 | **管理画面(GUI)**で設定可能 | 管理システム(HULFT管理画面)を開き、「システム環境設定」画面などからGUIで直感的に登録・編集ができます。 |
| 旧HULFT | 設定ファイルを手動編集 | 管理画面での直接設定ができないため、設定ファイル hulenv.cnf を直接テキストエディタで開き、手動でパラメータを記載する必要があります。 |
📝 旧HULFTでの手動書き換え手順
旧バージョンのHULFTで自ホスト名を指定する場合は、以下の手順でファイルを編集します。
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hulenv.cnfのバックアップを必ず取得します。 -
テキストエディタ(メモ帳やサクラエディタなど)を管理者権限で起動し、ファイルを開きます。
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ファイル内に以下のパラメータを追加、または書き換えます。
myhostname=自ホスト名
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保存してエディタを閉じ、HULFTのサービス(デーモン)を再起動して設定を反映させます。
📝 まとめ
HULFTのバージョンアップや環境移行の際、「以前と同じようにファイルを直接書き換えたのに動かない」「管理画面に設定項目が見当たらない」といった混乱が起きがちです。
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HULFT8: 設定ファイル
hulenv.cnfは存在するが、基本的には管理画面から変更可能。 -
旧HULFT:
hulenv.cnfに直接myhostname=自ホスト名を追記・修正する必要がある。
この違いをしっかり頭に入れておくことで、トラブル時の原因特定や移行作業がぐっとスムーズになりますよ。ぜひ現場での作業に役立ててください!
