JP1/AJS(JP1/Automatic Job Management System3)で新しいジョブネットを作成したり、スケジュール定義を変更したりした際、「これ、実行登録する前に思った通りのスケジュールになっているか確認したいな…」と思うことはありませんか?
「わざわざテスト用の実行登録(試走)をするのも面倒だし、かといって登録してから設定ミスに気づくのは避けたい」
そんな時にめちゃくちゃ便利な機能が、「未登録の実行スケジュール」表示です!
今回は、意外と知られていないこの表示機能の使い方と、「どんな時に便利なのか?」という実務での活用ポイントを解説します。
どこから表示するの?(画面の操作手順)
操作はとてもシンプルです。JP1/AJS3 – View の画面で以下の手順を踏むだけです。
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「JP1/AJS3 – View」画面を開く
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メイン画面で「マンスリースケジュール」ビュー(またはデイリースケジュール)を選択
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上部メニューの[表示]をクリック
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[未登録の実行スケジュール]にチェックを入れる
これだけで、まだ「実行登録」を行っていない定義段階のジョブネットであっても、設定されたカレンダーやルールに基づいて「本来いつ実行されるはずか」が画面上にシミュレーション表示されます。
Q. 実行「時間」までは表示される?
結論から言うと、マンスリースケジュール画面では「何日に実行されるか(日付レベル)」が中心となります。
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日付・曜日の確認: マンスリースケジュール上で「どの日にマークがついているか」で確認できます。
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詳細な時間(実行開始時刻)の確認: マンスリースケジュール画面の下部エリア(詳細リスト)や、デイリースケジュールビューに切り替えることで、「何時何分に開始されるか」というタイムライン状のスケジュールまでしっかり確認できます。
どんな時に便利?実務での活用ポイント
この「未登録の実行スケジュール」機能、実は以下のようなケースの確認でめちゃくちゃ重宝します!
① 平日/休日のカレンダー適用チェック
「営業日(平日)のみ実行」というスケジュールルールを組んだ際、カレンダー定義と連動して「ちゃんと祝日や休日に実行予定が入っていないか」「振り替え指定が意図通りか」が大まかに一目瞭然で分かります。
② 「24時超え(26時開始など)」のスケジュール設定確認
JP1独自の概念である「24時超え(翌日未明)のスケジュール設定」は、慣れていないと「基準日(当日)」と「実際の実行日(翌日)」のズレで設定ミスが起きやすいポイントです。
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例:8月1日の「26:00開始」= 実際には8月2日の「午前2:00開始」
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この設定をした際、画面上で「8月1日のスケジュールとして扱われているか」「意図した日に実行マークがつくか」を実行登録前に可視化してチェックできます。
③ 複雑な繰り越し・シフトルールの検証
「実行日が休日の場合は前営業日に前倒しする」といったシフトルールを設定した際、カレンダーと組み合わさって意図通りの日にズレているかを事前に確認できます。
まとめ:実行登録前の「最終検品」にベスト!
JP1でジョブのスケジュールミスが起きると、夜間にジョブが動かなかったり、逆に休日に誤実行されて事故につながったりします。
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実行登録しなくても設定の答え合わせができる
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「平日スケジュール」や「24時超え(26時等)」のポカミスを防げる
「未登録の実行スケジュール」表示は、まさに実行登録前のセーフティネット(最終検品)として最高の機能です。
ジョブネットの定義を変更した際は、いきなり実行登録ボタンを押すのではなく、一度[表示]メニューから「未登録の実行スケジュール」をONにして、意図通りの日付にスケジュールされているか確認する習慣をつけてみてくださいね!
【参考】
