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【AIによる回答】
CLUSTERPROにおけるRawデバイスのハートビートとは、クラスタ内のサーバー間で共有ストレージ上のRawデバイス(パーティション)にデータを書き込むことで、相手サーバーの生死を監視する仕組みです。概要
- 目的: ネットワーク経由のハートビート通信が途絶えた場合でも、共有ディスクを介してサーバーの生死を確認し、スプリットブレイン(共有ディスクへの同時書き込みによるデータ破壊)を防止します。
- 設定:
- 共有ディスク上に、ハートビート専用のRawパーティションを確保します。
- CLUSTERPROの設定ツール(Builder)で、このRawデバイスをディスクハートビートリソースとして登録します。
- デバイス名は、
/dev/raw/raw1のように指定します。動作の仕組み
- 書き込み: 各サーバーは、設定されたハートビート間隔で、共有のRawデバイスに自身の生存情報(ハートビート信号)を書き込みます。
- 読み取り: 各サーバーは、相手サーバーが書き込んだハートビート信号を定期的に読み取ります。
- 生存確認:
- 相手サーバーのハートビート信号が正常に読み取れれば、相手サーバーが正常に稼働していると判断します。
- 一定期間、相手サーバーのハートビート信号が読み取れなくなると、相手サーバーに障害が発生したと判断します。
- フェイルオーバー:
- ネットワーク障害などで両系のサーバーが相手サーバーのネットワークを検知できなくなった場合(ネットワークの多重障害時など)、ディスクハートビートリソースは共有ディスクへのアクセス権を確保することで、相手サーバーの多重起動を防ぎ、安全なフェイルオーバーを実現します。
設定の注意点
- ディスクハートビート専用のパーティションは、他の目的(ディスクリソース、Rawリソースなど)には絶対に使用しないでください。
- ディスクハートビート専用パーティションは、ファイルシステムを作成したり、ストレージプールに登録したりしないでください。
- デバイス名のずれによるデータ破壊を防ぐため、ハートビートに使用しない共有ディスクのLUNにも、ダミーのパーティションを作成しておくことが推奨されます
