【AIによる回答】
結論から申し上げますと、Rocky Linux 9を最新の状態にアップデートしていれば、CVE-2026-23918の影響を受ける可能性は極めて低い(または既に修正済みである)と言えます。
この脆弱性に関する詳細と、Rocky Linux 9における状況は以下の通りです。
1. CVE-2026-23918 の概要
これは、Apache HTTP Server (httpd) の HTTP/2 プロトコル処理に関する「ダブルフリー(メモリの二重解放)」の脆弱性です。
影響: サービス拒否 (DoS) や、特定の条件下でのリモートコード実行 (RCE) の恐れ。
対象バージョン: Apache httpd 2.4.66 のみが影響を受けます。
修正バージョン: Apache httpd 2.4.67 で修正されています。
2. Rocky Linux 9 への影響
Rocky Linux 9(およびその上流である RHEL 9)において、この脆弱性が問題にならない主な理由は以下の2点です。
バージョンの不一致: Red Hatの公式情報によると、RHEL/Rocky Linux 9 で提供されている
mod_http2パッケージやhttpd本体は、この脆弱性が含まれる特定のバージョン(2.4.66)とは異なるビルド構成をとっているか、既に修正済みのパッケージが提供されています。迅速なパッチ適用: Rocky Linux 9 を「最新」にしている場合、リポジトリから提供される最新の
httpdおよびmod_http2パッケージには、この CVE に対する修正(バックポートパッチ)が既に適用されています。3. 確認方法
念のため、ご自身の環境で以下のコマンドを実行し、パッケージが最新であることを確認してください。
Bash
# パッケージの更新を確認 sudo dnf update httpd mod_http2 # インストールされているバージョンを確認 rpm -q httpd mod_http2[!IMPORTANT] もしご自身で Apache をソースコードからビルドして 2.4.66 を使用している場合は、直ちに 2.4.67 以上へアップデートする必要があります。OS標準のパッケージマネージャー(dnf)を使っている限りは、最新状態を維持していれば安全です。
Rocky Linux 9のようなエンタープライズ系ディストリビューションは、上流の RHEL (Red Hat Enterprise Linux) が公開した修正を数時間〜数日以内に取り込むため、常に
dnf updateを行っていれば、こうした深刻な脆弱性からは保護されます。
httpd-2.4.62-7.el9_7.3パッケージと脆弱性の関係を整理します。
項目 内容 CVE-2026-23918 の対象 Apache httpd 2.4.66 のみ このパッケージのベース Apache httpd 2.4.62 影響の有無 受けません なぜ安全なのか?
バージョンが異なる: CVE-2026-23918 は Apache 2.4.66 という特定のバージョンで混入したバグです。Rocky Linux 9 が採用している 2.4.62 系には、そもそもその問題のコードが含まれていません。
バックポート方式: エンタープライズ向けの Linux(Rocky/RHEL)は、ベースバージョンを固定し、必要な修正だけを「バックポート(移植)」して取り込みます。そのため、バージョン番号が 2.4.62 のままでも、最新のセキュリティ修正(CVE-2025系など)は既に適用されています。
まとめ
httpd-2.4.62-7.el9_7.3を使用している場合、2025年末時点での脆弱性は修正されており、かつ 2026年に発見された CVE-2026-23918 の影響対象外であるため、安心してご利用いただけます。
CVE-2026-23918 – Red Hat Customer Portal
Apache HTTP Server 2.4.67緊急リリース|HTTP/2 Double FreeでRCE
ディストロのセキュリティリポジトリから配信されるバックポート版を当てるのが本筋。
