こんにちは!今回は、PowerShellからコマンド一発でインストールできるAIエージェントプラットフォーム「OpenClaw」について、「勝手に自動起動するのを止めたい」「使わなくなったのでPCから完全に削除したい」という方に向けた解説記事です。
iwr -useb https://openclaw.ai | iex のコマンドでインストールした場合、裏でタスクスケジューラやNode.jsのパッケージ(npm)が複雑に連携しているため、通常の「設定」アプリからは削除できません。この記事の手順通りに進めれば、バックグラウンドの自動起動を止め、PC内の残骸データ(APIキーやログ)までスッキリ綺麗に完全削除できます。
目次
- OpenClawが自動起動する仕組み
- 【ステップ1】自動起動だけを完全に無効化する
- 【ステップ2】OpenClawを完全にアンインストールする(4手順)
- 【重要】外部サービスの連携解除(OAuthトークンの取り消し)
1. OpenClawが自動起動する仕組み
OpenClawをワンクリック・ワンコマンドでインストールすると、Windowsの「タスク スケジューラ」に「OpenClaw Gateway」というタスクが自動で登録されます。
これにより、「Windowsにサインイン(ログイン)した瞬間に、裏で自動的にOpenClawのバックグラウンドプロセス(デーモン)が立ち上がる」仕組みになっています。タスクマネージャーの「スタートアップ アプリ」一覧には表示されないことが多いため、手動での解除が必要です。
2. 自動起動だけを完全に無効化する方法
「アプリは残しておきたいけれど、勝手に起動するのだけは止めたい」という場合は、以下のどちらかの方法で自動起動を無効化できます。
方法A:PowerShell(管理者)からコマンドで止める(推奨)
- スタートボタンを右クリックし、「ターミナル(管理者)」または「PowerShell(管理者)」を開きます。
- 以下のコマンドを実行して、自動起動タスクを無効化します。
powershell
schtasks /change /tn "OpenClaw Gateway" /disableコードは注意してご使用ください。 - 現在バックグラウンドで動いているプロセスも停止させたい場合は、続けて以下を実行します。
powershell
openclaw daemon stopコードは注意してご使用ください。(※ コマンドがエラーになる場合は
openclaw gateway stopもお試しください)
方法B:タスク スケジューラから手動で削除する
- キーボードの
Windowsキー + Rを押し、taskschd.mscと入力して「OK」をクリックします。 - 左メニューから「タスク スケジューラ ライブラリ」をクリックします。
- 中央の一覧から「OpenClaw Gateway」を見つけます。
- 該当タスクを右クリックし、「削除」(または無効)を選択します。
3. OpenClawを完全にアンインストールする手順
OpenClawがもう不要になった場合は、以下の4つのステップを順番に実行することで、関連データを痕跡なく完全に削除できます。
ステップ1:プロセスの停止と自動起動の削除
PowerShell(管理者)を開き、以下のコマンドを順番に実行してバックグラウンドサービスとタスクを解除します。
powershell
# 実行中のサービスを停止
openclaw daemon stop
# 自動起動の登録を解除
openclaw gateway uninstall
コードは注意してご使用ください。
ステップ2:組み込みアンインストーラーの実行
OpenClawが標準で持っているクリーンアップ機能を使って、主要な連携データを削除します。
powershell
openclaw uninstall --all --yes
コードは注意してご使用ください。
ステップ3:グローバルパッケージ(本体)の削除
OpenClawはNode.jsの
npm という仕組みでPCにインストールされています。以下のコマンドでコマンド本体(CLIバイナリ)を削除します。powershell
npm uninstall -g openclaw
コードは注意してご使用ください。
削除できたか確認するため、
openclaw --version と入力し、「’openclaw’ は、コマンドとして認識されません」と表示されれば本体の削除は完了です。ステップ4:残った設定・データフォルダの手動削除(重要)
アンインストーラーを通しても、APIキーや過去の会話ログ、トークンが保存された隠しフォルダがユーザーフォルダ配下に残る仕様になっています。これらを手動で削除します。
Windowsキー + Rを押し、%USERPROFILE%と入力して「OK」をクリックします。- 開いたフォルダ(ユーザーのホームディレクトリ)内にある、以下の2つのフォルダを丸ごと削除(ゴミ箱を空に)してください。
.openclaw(主要な設定・データ).clawdbot(旧バージョンの名残りフォルダ)
4. 【セキュリティ重要】外部サービスの連携解除
PC内のファイルをすべて消しても、Google、Slack、Discord、GitHub などの外部サービスと連携(OAuth認証)を行っていた場合、各サービスのサーバー側には「OpenClawへのアクセス権限(トークン)」が残ったままになります。
安全のため、利用していた外部サービスのセキュリティ設定画面(例:Google サードパーティ製アプリとサービス や、GitHub / Slack の連携アプリ管理画面)にブラウザからアクセスし、OpenClaw(または ClawdBot)のアクセス権を取り消し(Revoke / Remove Access) しておきましょう。
まとめ
OpenClawは非常に便利なツールですが、バックグラウンドで常にリソースを消費するため、使わなくなった場合は適切な手順で停止・削除することが大切です。

