OpenClawを使ってChatGPT Plus(OAuthやWebプロキシ経由)を運用している皆さん、こんにちは。
先日リリースされた「GPT-5.6(Sol)」ですが、OpenClawの環境によっては自動で5.6に切り替わらず、内部的に一世代前のGPT-5.5が動き続けてしまうケースがあります。特に、設定ファイルでモデル名を明示的に固定している場合は手動での更新が必要です。
この記事では、OpenClawのデフォルトモデルを確実に「GPT-5.6」へ切り替えるためのコマンド操作と、設定ファイルの書き換え方法を具体的に解説します!
💡 自動で切り替わらない原因は?
OpenClawには、標準の「プライマリモデル(デフォルトモデル)」が定義されています。
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- 自動で切り替わるケース:OpenClaw自体を最新バージョンにアップデートし、モデル設定を「システムデフォルト」のままにしている場合。
- 手動切り替えが必要なケース:過去に設定ファイル(
config.json5など)で、明示的にopenai/gpt-5.5と記述して固定している場合。
確実に最新のGPT-5.6の恩恵を受けるために、以下の手順で設定を確認・変更しましょう。
🛠️ 方法1:CLIコマンドで手動切り替えする(推奨・一番カンタン)
設定ファイルを直接編集するのが怖い場合は、OpenClawのCLI(コマンドラインインターフェース)から直接デフォルトモデルを上書きするのが最も簡単です。
ターミナルまたはコマンドプロンプトを開き、OpenClawが動作しているディレクトリで以下のコマンドを実行してください。
① 現在の設定(使用モデル)を確認する
まず、現在どのモデルがプライマリに設定されているか確認します。
bash
openclaw config get agents.defaults.model.primary
コードは注意してご使用ください。
※出力結果が
openai/gpt-5.5 になっていたら、手動更新が必要です。② デフォルトモデルをGPT-5.6に変更する
※gpt-5.6は単一のモデル名ではないので、設定後にエラーがあれば「gpt-5.6-sol」など具体的なモデル名を指定する。
以下のコマンドを実行して、プライマリモデルをGPT-5.6に上書きします。
bash
openclaw config set agents.defaults.model.primary "openai/gpt-5.6"
コードは注意してご使用ください。
③ 反映のために再起動する
設定を反映させるため、OpenClawのプロセスを一度再起動します。
bash
openclaw restart
コードは注意してご使用ください。
📄 方法2:設定ファイル(config.json5)を直接書き換える
「コマンドではなく、設定ファイルで一元管理したい」という場合は、OpenClawのルートディレクトリにある設定ファイルを直接編集します。
① 設定ファイルを開く
OpenClawのインストールフォルダ内にある
config.json5(または環境によって config.json や config.yaml)をテキストエディタで開きます。②
primary の記述を書き換えるagents > defaults > model と階層を特定し、primary の値を openai/gpt-5.6 に変更します。【修正前のイメージ】
json5
{
"agents": {
"defaults": {
"model": {
"primary": "openai/gpt-5.5", // 👈 ここが古いままになっている
"fallback": "openai/gpt-5.0"
}
}
}
}
コードは注意してご使用ください。
【修正後のイメージ】
json5
{
"agents": {
"defaults": {
"model": {
"primary": "openai/gpt-5.6", // 👈 「5.6」に書き換える
"fallback": "openai/gpt-5.5" // 予備(フォールバック)に5.5を指定しておくと安心です
}
}
}
}
コードは注意してご使用ください。
③ 保存してOpenClawを再起動
ファイルを保存したら、OpenClawのコントロールパネル、またはターミナルからシステムを再起動してください。これで設定完了です!
🔍 本当にGPT-5.6に切り替わったか確認する方法
設定が終わったら、OpenClaw経由で適当なプロンプトを投げてみましょう。
もっとも確実な確認方法は、OpenClawの実行ログ(Logs)を見ることです。
リクエストが飛んだ際に、以下のようなログが出力されていれば無事にGPT-5.6への切り替えが成功しています。
リクエストが飛んだ際に、以下のようなログが出力されていれば無事にGPT-5.6への切り替えが成功しています。
text
[INFO] Routing request to primary model: openai/gpt-5.6
コードは注意してご使用ください。
また、チャット内で「あなたのベースとなっているAIモデルのバージョンは何ですか?」と直接聞いてみるのも一つの手です(※AIが古い知識を回答する場合もあるため、ログ確認が一番確実です)。
⚠️ 注意:ChatGPT公式の「Autoモード」について
ネイティブのChatGPT Plus公式アプリでは、質問の難易度に応じて5.5と5.6(Sol)が自動で行き来する「Auto機能」が備わっています。
しかし、OpenClawなどの外部ツールを経由する場合、基本的にはOpenClaw側で指定したモデル(今回の場合は5.6)が固定で呼び出される挙動になります。そのため、公式アプリと完全に同一の「動的な自動切り替え」にはならない点だけ留意しておきましょう(常に高精度な5.6を使いたい場合は、今回のように5.6に固定してしまうのがベストです)。
正しく設定を更新して、より賢くなったGPT-5.6環境での開発やブラウジングを楽しみましょう!

