ロリポップ!固定IPを使い始めたところ、固定IP接続中だけ、今まで普通にアクセスできていた同じLAN内のPCへ接続できなくなりました。
結論からいうと、ロリポップ!固定IPの管理画面で、
ルーティング → スプリットトンネル
に変更し、固定IPで通信したい宛先だけを指定したところ、LAN内PCへのアクセスも元通りできるようになりました。
症状
固定IP接続前は、
PC-A
↓
同じLAN
↓
PC-B
という形で、共有フォルダや各種サービスへ普通にアクセスできていました。
ところがロリポップ!固定IPへ接続すると、
PC-A
↓
固定IP接続
↓
PC-Bへアクセスできない
という状態になりました。
インターネット自体は使えるため、最初はLAN側の設定やWindows Firewallを疑いました。
原因は通信経路
固定IP接続時に、通信が固定IP側へまとめて送られる構成になっていると、本来ローカルLANへ送る通信までVPN側へ回ってしまうことがあります。
例えば、
192.168.1.20
という同じLAN内のPCへアクセスしたい場合、本来はローカルネットワークへ直接通信してほしいところです。
ところが固定IP接続によって通信経路が変わると、
自分のPC
↓
固定IP側
↓
192.168.1.20
のような不適切な経路になり、アクセスできなくなることがあります。
スプリットトンネルに変更
そこで、ロリポップ!固定IPの管理画面から、
ルーティング
↓
スプリットトンネル
へ変更しました。
スプリットトンネルでは、すべての通信を固定IP経由にするのではなく、
指定した宛先だけ固定IP経由にする
ことができます。
今回はこちらを利用しました。
固定IPを使いたい宛先だけ指定
例えば、固定IPから接続する必要があるサーバーが、
203.0.113.10
だった場合、このIPだけを固定IP経由にします。
イメージは次のようになります。
203.0.113.10
↓
ロリポップ!固定IP経由
192.168.1.20
↓
通常のLAN経由
その他の通信
↓
通常回線
これによって、固定IPが必要な通信だけロリポップ!固定IPを通し、それ以外は従来のネットワーク経路を利用できます。
設定後はLAN内PCへ再びアクセス可能に
スプリットトンネルへ変更後、今までアクセスできなくなっていたLAN内PCへ再び接続できるようになりました。
つまり、
固定IPが必要な通信
→ ロリポップ!固定IP
LAN内PC
→ ローカルネットワーク
と通信経路を分離できた形です。
この設定が向いているケース
ロリポップ!固定IPを、
- 特定サーバーへの接続
- 管理画面へのIP制限
- SSH接続
- データベース接続
- 社内システムへのアクセス
など、特定の接続先だけで利用している場合は、スプリットトンネルが使いやすいと思います。
特に、
固定IPは必要だけれど、普段のLAN通信まで固定IP経由にしたくない
という場合に向いています。
まとめ
ロリポッ

