Just another IT site ※IT系の記事は当方環境での実施内容となるため実施する場合は自己責任でお願いいたします。At Your Own Risk!! TURN BACK WHILE YOU CAN
PR

夜間保守のバディ 第48話 最後の旧サーバ

※IT系の記事は当方環境での実施内容となるため実施する場合は自己責任でお願いいたします。スクリプトはAI生成のものも多いのでコピー&ペーストの際は文字コードに注意ください!
AI連載小説

廃止直前の旧Webサーバに、まだ毎日数百件のアクセスがあった。DNSは新環境へ移行済みだが、過去記事の絶対URLと外部サイトの埋め込みが、古い画像を直接参照している。

瀬名はアクセスログから参照元と対象ファイルを一覧化し、律は新環境へない画像をハッシュで照合した。単純に電源を落とせば、古い記事の一部が静かに欠ける。URL置換、リダイレクト、一定期間の警告ログを経てから、最終的に410を返す段階計画を作った。

バックアップ対象を確認していると、旧サーバの管理領域から七年前の復元試験資料が見つかった。律が持ってきた封筒と同じ障害番号。作業前のチャット、承認依頼、容量不足の警告、当時の手順書が残っている。

記録によれば、律は復元先の確認を誤り、本番の一部テーブルを上書きした。それは事実だった。一方、夜間担当が一人だけで、承認者は応答せず、バックアップ検証環境もなく、手順書には対象確認も切り戻し条件もなかった。

失われたデータは六時間分。翌朝のバックアップと手作業で大半は復旧したが、完全には戻らなかった。報告書は再発防止より個人の逸脱を強調し、律が提出した振り返りは添付されていなかった。

律はその文書を見て、付箋を剥がした。「忘れたかったんじゃなくて、正しく覚えたかったんだと思います」

二人は旧サーバの資料を証拠として保全し、廃止手順を完了させた。過去の機械は止めても、必要な記録は次の仕組みへ移せる。


人物紹介
瀬名悠真

  • 男性、30代
  • サーバ運用・インフラ担当
  • 手は動くが、初動で少し焦りやすい

久坂律

  • 女性、30代
  • 監視、自動化、ログ解析、運用設計に強い
  • 冷静で、原因調査の順序を大事にする
タイトルとURLをコピーしました