中のファイルを含めたフォルダ全体のチェックサムが欲しいときは?
右クリック > 7-Zip > CRC SHA > * を選択します
フォルダ内に含まれるすべてのファイル(今回の場合は3つのファイル)を「合算・統合」して算出した、フォルダ全体のハッシュ値が表示されます。
フォルダー数: 1 ファイル数: 3 サイズ: 290120 バイト (283 KiB) CRC32 (データのみ): 89D0AC79-00000001 CRC32 (データと名前): 58E2907E-00000001 CRC64 (データのみ): B95D3C3855A77AD2-00000001 CRC64 (データと名前): 2E8D243F579E201D-00000002 SHA256 (データのみ): 15c973095dad4686109314c13c935c66cdba89888eb285f93b90dc1ba7c2f7e2-00000001 SHA256 (データと名前): 67b4d58121b90c580443e85ee1ef01c224f3da56b870f01de6ff31ba01fed71a-00000002 SHA1 (データのみ): g4419b56ea50ca5e67d41950b27a9a3ee7fa599d-00000002 SHA1 (データと名前): efedc1bf692ef7b04f2cb7958b024122742aa60a-00000002 BLAKE2sp (データのみ): 278e9412e08d7a4b2cb28654f4652fd4f6f46124818ae72ae1ec530ac9a39c4d-00000001 BLAKE2sp (データと名前): b1bfc9641c90bdc2d103eb24b5f47aa9b8ec49ad96653a5dfcc8ba99ee0fded0-00000001
🔍 結果画面の項目を読み解く
出力された結果をもとに、それぞれの項目が何を意味しているのか整理してみましょう。
① 基本情報
フォルダー数: 1
ファイル数: 3
サイズ: 290120 バイト (283 KiB)
ここは直感的ですね。指定したフォルダの中に「3つのファイル」があり、その合計サイズが「290,120バイト」であることを示しています。
② 「データのみ」と「データと名前」の違い
7-Zipでは、ハッシュアルゴリズム(CRC32, CRC64, SHA256, SHA1, BLAKE2sp)ごとに2つのパターンを出力します。
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「データのみ」:
3つのファイルに書き込まれている中身のデータだけを繋ぎ合わせて計算した値です。
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ポイント: ファイル名やフォルダ名、ファイルの作成日時を変更しても、ファイルの中身が1文字も変わっていなければこの値は同じになります。
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「データと名前」:
ファイルの中身に加えて、「ファイル名」や「フォルダのパス名」の情報も含めて計算した値です。
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ポイント: ファイルの中身が全く同じでも、ファイル名をリネームしたり、別のフォルダ階層に置いたりするとこの値は変わります。
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③ 末尾のハイフンと数字(例: -00000001)の正体
7-Zipの比較的新しいバージョンから、ハッシュ値の末尾に -00000001 や -00000002 といった数字が表示されるようになりました。
これは「桁あふれ(オーバーフロー)」を防ぐための補助番号です。
ハッシュの計算過程で数値が一定のビット数(上限)を超えた際、繰り上がった「上位ビット(High Part)」がハイフンの後ろに十六進数で出力されています。
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これはチェックサムアルゴリズムが合計値を算出する際の内部的な仕様なので、通常、ファイルの同一性を検証する(照合する)際は、ハイフンより前の英数字部分を比較すればOKです。
🛠️ ファイルごとのチェックサムが欲しいときは?
「3つのファイルそれぞれのハッシュ値が個別に知りたい!」という場合は、以下の手順で行います。
この手順で実行すると、ポップアップ画面に合算値だけでなく、「ファイル名 ハッシュ値」という形で3ファイル個別の値がリストアップされたウィンドウが表示されます。
📝 まとめ
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フォルダを右クリックして実行: フォルダ内の全データを合算した「全体で1つのハッシュ値」
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ファイルを複数選択して実行: ファイルそれぞれの「個別のハッシュ値リスト」
データのバックアップが正常に取れているか一発で確認したいときは「フォルダごと」、特定のファイルが壊れていないかピンポイントで調べたいときは「ファイル複数選択」といったように、用途に合わせて使い分けてみてくださいね!
